おーえる放浪記

毒親から離れ、色々なところを転々としています。ミスiD2019ファイナリスト。Twitter@MC88009062

男性の矛盾

 

「すごくショックで悔しい。」

 

私は小学生の頃見知らぬおじさんに局部を見せられたことがあった。それから大人の男性が苦手だいうことをふと、中学校の同級生であった男の子に漏らすと彼は本当にショックを受けた様子でそう言った。

 

男の子はおそらく私が好きだった。彼の言う「ショック」の内訳は多分①君のことを男性の局部なんてみたことないくらい純潔だと思っていたそうでないことを知ってしまったから②君から純潔を無理矢理奪った男が許せない。とかであろう(他にもこうではないかみたいなのが思い浮かぶ方は教えてほしい。)

 

彼は中学生で童貞だから私とは別に付き合っていないけれどなんとなく性に関して先を越されてるみたいな気持ちもしたのかもしれない。

 

しかし、私は知っていた。彼が他の女生徒が電車に乗っているとき下着を盗撮して他の男の子とキャッキャと見ていたことを。「それとおじさんのしたこと何が変わらないの?」言いたかったが言わなかった。言ってもわからないだろうと思った。

 

男性の欲望は極端だ。好きな子には自分以外を知らない清純でいてほしい。そうでない子とは不純に抱き合いたい。誰かのそうでない子は誰かの好きな子であって私達は男性の身勝手な価値観の上でモノのように吟味されているのではないかと不快になる。

 

それが未だに続いている。許容できたら「いい女」「モテる女」になれるのだろうか。許容するくらいなら女なんて捨ててやると思っている。