おーえる放浪記

毒親から離れ、色々なところを転々としています。ミスiD2019ファイナリスト。Twitter@MC88009062

「私よりブスなくせに!」〜女の嫉妬と「自分」の喪失の関係〜

「大好き!」「信頼してる!」「優しいね。ありがとう!」日々、交わされる女の子とのやりとりはこんな優しい言葉で溢れているけど、関係ってほんと一瞬で崩れる。表面上はニコニコしてても心の中では、、女の友情って油断もスキもありゃしないなと思う。

 

最近、ミスコンのファイナリストになった。すごく嬉しくてめちゃくちゃ泣いた。幸いにも私には良い友達がいて私のファイナリストの結果を見て喜んで泣いてくれる友達が何人もいた。

 

しかし、その反面、私の悪口を言い始める女もいた。

 

大抵そういうことを言う女は私をもともとそこまで好きではなかった。仲良くなかった。または私を見下していた女で、「ええ〜あの子が〜!?あんな子でもなれるんだ〜あのミスコン終わったね〜」みたいな言い方で過去の私のダメなエピソードと共に面白おかしく誰かに話す。

 

そしてそうしてしまう裏には多分「私よりブスのくせに!なんでこんな女が。」という気持ちが隠れていると思う。まぁ、つまり嫉妬である。

 

みなさんも女性なら経験があると思うが、こういうタイプの女性、人生で必ず遭遇する。そして厄介なことにこの性質は私の中にもあるし皆の中にもある。みんなも悪口を言っちゃった経験あるでしょ?私はあるよ笑

 

だって楽しいよね人の悪口 笑

ときには嫉妬もするしさ 言いたくなっちゃうよねー笑

 

誰かの悪口って多分すごいデトックス効果がある。悪口を共有すると仲間意識も芽生える。女性は誰でもそういう部分、絶対にあると思うんだ。

 

でも、ある年齢になってから安定してさほど言わなくなる人もいるし、結婚しても子供ができてもオバサンになってもお婆さんになってもペラペラと他人のあることないことふれまわる人もいる。

 

そして中には異常なまでに好き勝手に言いふらす女もいる。まるで誰が「仲間」かそうでないかを確かめるように。または「仲間」を囲い込むかのように。

 

今回はこういう異常なまでに言いふらす女性について書くのだが、ここからはなんのソースもない私の経験からの個人的な見解なので「ふーん」くらいで読んでね★

 

こういうことしちゃうタイプの女性って不安が大きいからなのではないかと思う。

 

そういう女性ってなんとなく傾向が似てるきがする。これも個人的な見解なのだが、表面上は人当たりが良くて男性に好かれている人が多いと思う。で、なんで好かれるかって言うと、誰かに好かれようと人一倍努力をしているからなのだと思う。

 

例えば、自分の顔面に満足してない。常に自分と誰かの顔のランクをつけて生きている。ツイートする時間ですら早起きするいい子を演出したくて朝七時に起きてツイートしてまた寝る。週3回ジムに通い、水素水を飲み、ビーフストロガノフの写真をママに作ったとインスタに投稿し、年中無休でダイエットし、人には言えない方法で痩せようと頑張ることもある。時に一方的な理想を男性に押し付けられてもそれに応えようと努力する。男性はこれを表面的に見て「頑張って努力してる子」としてかわいいと思うのだろう。だってめっちゃモテるぞ!!そんでもって仮にそういう女の子をここでは「頑張ってる女子」と呼ぶとしよう。

 

そんな「頑張ってる女子」が手に入れられなかったものを顔は普通。掃除はできないし、ツイートは好きなときにするし、平気で病みを撒き散らす脱毛サロンもめんどくさくて行かなくなった28歳の独身女が手に入れたらそりゃ腹立つわな。悪口言うわな。と思う。

 

でも、まぁ悪口言うとしても「あーなんであいつが通って私が通らないんだーくやしー!!」ぐらいで良いと思うんですよ。そんなあることないこと色んな人に言って、誰かを貶めようとするレベルの悪口って、え?なんで?ってなる。そしてその子の周りの人も「(それは言い過ぎじゃない?)」と思っていたりする。言わないけど。

 

そんなことをしちゃう理由をちょっと考えてみたんですけど、そういう子って他人の要求や理想ばかりを自分に追い求めて、頑張りすぎているからこそ、本来の自分を喪失してしまっているのではないかと思う。で、自分を喪失していると、自分がどうなりたいというビジョンも他人からの意見が入っているから本当に自分のやりたいことなのか分からなくなってしまっているし、自分を喪失しているからこそ自己肯定感がなく、そのために周りを敵、味方とハッキリと分け、悪口を共有できる仲間(味方)の囲い込みに躍起になる。さらに「私のほうが頑張っている」という自負も合わさって頑張ったのに実らなかったと自分に失望するからこそ「追い越される」「見下される」ことに人一倍危機感を覚えているからそんな悪口を触れ回るのではないかと思う。

 

もしそうであれば苦しい人生だろうなと思う。

 

他人の目線ってほんとに怖いし、自分を出したら嫌われるかもしれないという、そんな不安を抱えたまま頑張って生きるのは、ほんとは表面的には生きやすいように見えても、息苦しい人生なのかもしれない。

 

 

ちなみに、前は「頑張っている女子」だったけど今は吹っ切れてるって子は、に自分の醜い部分を他人に言えるようになるらしい。大抵は結婚とか新たな環境によって手に入れた人間関係で吹っ切れた。という人もいる。そして悪口をふれまわらなくなる。自分をようやく掴んだんじゃないかと私は思う。