おーえる放浪記

毒親から離れ、色々なところを転々としています。ミスiD2019ファイナリスト。Twitter@MC88009062

向いていない

 

私は何故か愛されたい人から愛されない。私が愛されたい人はだいたい自分よりとても優れている(と私が思っている)人で心の底で自信のない私が「こんな私でもいいのか」と、か細く呟く。

 

誠実でいたくて、騙したくなくて、なるべく忠実に自分ことを伝えるとまた自信のない私が出て、「こんな私でごめんなさい」と申し訳なくなる。

 

そしてネガティブな人間だと思われて避けられる。自己評価が低いのかもしれない。

 

私は人気商売を始めたけれど、私はこんなにも満たされていないのに他者は勝手な妄想で私に嫉妬したり、意地悪したり、危険視したりする。

 

「私が愛されていて恵まれてるなんてあなたの妄想だ。」と言ってやりたい。きっと人間いつだって隣の芝生は青いのだ。

 

私が不器用だからなのか、友人には不器用な人が多い。不器用な人は不器用な分、素直で本当のことを言ってくれているような気がするからだ。

 

ただ不器用だからこそ人から好かれなかったり勘違いされやすい。口のうまい人の言葉なんてただの飾りだと思うけれど不器用な人の言葉は本当に心から絞り出した純度の高い言葉だと思う。

 

それはそうと、不器用だからなのか私は誰かの「好き」に全力で答えてしまう。その分、裏切られたときの傷は深い。

 

私が悪いのだろうか相手が悪いのだろうか、昔から真実と嘘、あるいはその中間が見分けられない。見分けられなくても距離を置くという能力が備わっていない。「好きだよ」には絶対大きな「ありがとう」で返したいし、なるべく期待に添えたい。

 

でも相手はそうではない時が多い。「ありがとう」を切り売りできない私が悪いのだろうか。

 

でも嬉しいとかありがとうの気持ちを失うくらいなら苦しいけれどもこのまま傷ついていたほうがいいとも思う。

 

ここ一ヶ月、今の仕事が向いているとたくさんの人から言われたが向いていない。絶対に向いていない。