おーえる放浪記

毒親から離れ、色々なところを転々としています。ミスiD2019ファイナリスト。Twitter@MC88009062

綺麗なのは誰のため?

「ダイエットのために2年以上、一日一食しか食べない。」

「一生懸命、目の癖付けをして二重になった。」

「メイクに2時間かかるから毎朝、4時に起きている。」

「整形をした。」

「主婦になっても女をサボらないために胸のあいた服を着ている。」

 

Twitterでよく目にするこれらの美容系ツイート。時にはモデルや、アイドルのインタビューを切り取りしリプや引用リツイートで「えらい」「努力の人」だと称賛されている。

 

私はこのツイートや、称賛にいつも違和感を抱く。

 

まず、「綺麗」であることは誰のためなのかと思う。

綺麗であると社会的に優遇されやすい。異性からも、もてはやされるし、同性もやっぱり綺麗な人には憧れを抱く。就職にも有利だし、お店に行けば何かサービスしてくれたり、人生の選択において、何ランクか上の選択が選べる。

 

逆に言えば、醜いと冷遇される。中身が相当優秀だったり、何か特別な才能がないと並、もしくはそれ以下の人生が待っている可能性が高い。時に幼少期から見た目が醜いことを嫌われていじめられたり、けなされたりして、大人になるまでに歪曲しないで生きることが難しい。

 

では、綺麗とは誰のためか。私は自分以外の他者のものなのではないかと思う。

 

私の妹はちょっとした有名人だった。母から「あなたは姉より綺麗ね」と言われて育ち、中学生から自分磨きに精を出していた。

顔出しして美容垢みたいなのをやっていてキラキラな毎日を披露していた。妹は自力で一重を二重にした方法をSNSに書いていた。メイクもよく研究していた。それをみんな「すごい、まねしたい」と称賛していた。

 

近くにいた私から見ると、妹はなんだかいつも気を抜くと一重に戻ってしまいそうで、目を見開いて、目に力を入れて過ごしているようだった。

 

食事については食べても食べても太らないということをTwitterに書いていたけど、本当は家で毎日五合のお米と適当なおかずを食べてはトイレで吐いていた。トイレにはゲロを吐いたあと、口をゆすぐためのコップが置いてあった。妹は過食嘔吐を繰り返していたのだ。

ひどいときは、ピーナッツバターを何にもつけずスプーンでそのまま1箱食べて、吐き出していた。

Twitterの妹はキラキラしていたが、家ではすぐに噛み付く野良犬のような目をしていた。「食べ過ぎだ」と言われると狂ったように怒ってほぼ毎日、母と喧嘩していた。

 

誰も彼女に干渉できなかったし、かつての穏やかさをなくしていた。

 

私はというと、綺麗な妹の影で卑屈になっていた。「わたしは綺麗ではない」から化粧する資格も身なりを綺麗にする資格も可愛い服を着る資格もないと思っていた。求められないしもてはやされないから私の姿は他人を不快にさせるだけだと思っていた。

 

そして、やつれて毎日、気の抜けない感じの毎日を送る妹を見て、きっと妹は自分のために綺麗でいるのではないのだろうなと思っていた。

 

だから美容垢やモデルやアイドルの言葉に、そしてその言葉への称賛に疑問を抱く。

 

もちろん、「綺麗だ」ともてはやされて、優遇されることはは結果的に自分のためと捉える人もいるかもしれないが、それにしてはいささか、やり方に自己愛が足りない子が多すぎるのではないか。

 

ダイエットのために食事を摂らないでフラフラになるまでいたり、下剤を使用して無理矢理痩せようとしたり、まぶたがガサガサになっても二重をやめなかったり。毎日同じ食事をしたり。体調不良で食欲がないとき、食べなくて済むとほっとしたり。

 

でも「ダイエットしているからそうしている」とは口に出せない。だってこのグロテスクで不健康なやり方は口に出したら真っ当な意見で批判されるから。表では健康的に痩せてるように見せてるから。

 

私は大人になって前より綺麗になった。

 

綺麗でいないと優遇されないし、優しくされないし、恋もできないし、話しかけてもらえないから綺麗になった。

だから綺麗であるのは私のためではないと思う。優しくしてほしいから綺麗でいるのだ。イーブンな人間関係を手に入れたいから。

食事を摂生して野菜ばかり食べるのもメイクするのもアイプチするのもSK-IIを使うのも自分のためではないと感じる。

 

誰かを不快にさせないためにそうしている。発達障害の私は社会の歯車にすこしでもしがみつくためにせめて綺麗でいる。

 

たまにとっても虚しくなる。ポテトチップスじゃなくて野菜を食べてる私が虚しくなる。単純な細胞に産まれたほうが楽だったと思って泣きたくなる。

 

まるで自分の体が自分のものでは無いみたいだと思うのだ。

 

 

 

 

精神科の落とし穴~つらい今から抜け出すには~

昨日、久しぶりに父に連れられ精神科の病院に行った。

最近、気持ちの上がり下がりが激しく、引き篭もりがちになっていたので、父にラインで「連れてって」とお願いした。

正直、精神科に行くのは気が重い。

というのは実は私、今まで色々な精神科に行って、さまざまな事情で行くのをやめてしまっていたからだ。

初めて行った精神科はセクハラを受け悩んでいた時だった。

男性には話しにくい内容だたので女性の先生がいるところを探したのだが、

ほんとに女性の精神科の先生って少ないみたいで、自宅の最寄り駅から10駅も先のところをやっと見つけて、通うことにした。

私の名前が呼ばれて診察室に入ると

なんだか眉間にしわを寄せて怒っている感じの先生が座っていた。

私、ちょっと変なんですかねと言ったら

「あなたおかしいですよ。」

先生からそんな事を言われた。その時はヘラヘラしたけど、

帰り道なんであんなこと言われなければならなかったんだろうとモヤモヤした。

そしてもらった薬もたいして飲まず、行かなくなった。

 

友達からすすめられた他の精神科は男性の先生だったが最初の印象は良かった。

しかし、性的な質問やらが増えて嫌になった。

嫌がると「僕はよく若い女の子とデートするから安心して」と訳のわからないことを言ってきた。

 

また、これは私の経験ではないが友人はグレていたころ、精神科の先生から性的搾取にあったていたという話も聞いたことがある。

 

医者だって人なのだ、だから悪い医者もいる。

だから精神科には個人の病状となんら関わりない医者のモラルという部分で肉体的、心的被害を受けることがある。

病んでいるときは特にそういう人との接触は避けたいものなのにそんなタイプの人間がが精神科医だったときたら、たまったもんじゃない。まさに弱り目に祟り目、世の中は鬼ばかりなのだ。

そしてこういう話を友人やら、また新しい精神科やらで話した時、何度か「あなたの機嫌が悪かっただけじゃないの」ということも言われたりすることもある。

 

人間不信になってしまう。

 

ではどうしたらいいか。

 

作家の岡映里さんがブログで書いていたのだが、彼女は精神科が信用できなくなり、自己啓発本を何冊も読むという方法で断薬治療を自ら行ったらしい。

精神科を断つという手もアリなようだ。

 

私は「精神科やカウンセラーに期待をしない」という方法をとっている。

みんな、病んでいるとき、きっと話を聞いてほしいけど聞いてもらえない、

みたいな人が多いから話しを聞いてもらえて嬉しくて

ついつい先生に期待したり依存したりしてしまうのだと思う。

悪い人はそういう人の期待や依存をうまく利用しようとするから

 個人的には可もなく不可もなくザックリ話を聞いてもらって薬をもらう。

それだけの先生の方が安心できる気がする。

 

私が「良かったな」と思う病院はだいたい私の心に寄り添うというより、

私情をはさまず、私をきちんと「分析」してもらえる精神科医だ。

 ほんとそれくらいが丁度いい。

 

あとこれは個人的な見解なのだが、大きい病院の方が割と先生に余裕があって

ゆっくり見てもらえる気がする。

小さい個人単位の病院だと抱えている患者数が多いので余裕が無かったり先生がイライラしてたりしがちだと思います。

 

今回、私が新しく通い始めた精神科のお薬頑張って飲み続けようと思います。。。

ADHDの検査も受けることになったのでまたレポでも書きます。。

 

 

 

私は何者かになれるだろうか。

8月7日から体調が優れない。

こういう時、自分の限界を感じて絶望的な気持ちになる。

苦しさを誤魔化すために横になってなんとか眠った。

中途半端な時間にふと起きるともう夜になっていて、急に寂しさを感じる。

Twitterで呟いてみたが、大した反応も無いから、私はこの世界に一人でいるような気持ちになる。

 

私は人の視線を集める術を知らない。有名人だったわけでもないし、何か特別な才能があるわけでもない。

頑張りたいのに体が言うことをきかない。私はもう色々向いてないのかもしれないとも思う。

 

ところで最近、東京医大の女性受験者一律減点のニュースが流れていた。

私は過去の事を思い出した。

人事をやっていた時、上司から「女の子は結婚したら会社辞めちゃうから新卒ではあまりとらないようにしている」と言っていた。

また、一瞬だけ営業に異動した時は役員クラスの人間が顧客に詐欺行為のような販売方法をしろと指示してきたこともある。

 

そんなとき私は近い先輩にそんなことをしていいのか聞くのだが、

みんな「そうなることは仕方ない」というニュアンスで私をたしなめてくる。

それで私が納得いかない様子だとみんなこう言うのだ。

 

「理想的な職場を探すべき。」

 

おそらく、今の日本にそんなところないのだ。

みんながみんな上下関係に縛られて、みんながみんな長いものに巻かれて、

みんながみんな空気を読んで生きているのだ。上の人間がたとえ犯罪を犯していても、

誰かが死んだりして大事にならない限り、誰もそれを咎められないのだ。

むしろ、そうしないヤツは異端だし、社会に向いてない。

だまっていることは社会で生きる術だから。

みんなからしたらそのなんとなーく間違ってると思いながら

グレーに染まってだましだましやってきた部分をわざわざ言語化して口に出すヤツは迷惑で邪魔なヤツなのだ。

 

でも、みんな本当は嫌だと思って生きているから自分の視界から関係ない外の世界での

出来事にはやけに熱心に怒ったり、拡散したりする。自分の会社ではだんまりだけど。

みんな心の奥底では自分の生活の外で自分の言いたいことを言ってくれる「都合のいい誰か」を求めている。

 

多分、私がなろうとしているのはこの「都合のいい誰か」である。

 

思えば今までの人生もそうだった。

小学生の時、男女のグループで出し物を決めるとき、

男子が会議で女子を入れなかったことに怒った時

「すごい勇気があって偉いよ。ありがとう。」そんな風に女子から言われた。

でも後から女子のやることが多くなって、あのとき私が怒ったことに対して恨み言を言われた。

 

会社に勤めているときも、研修にてセクハラについて怒ったら「皆の前で話してほしい」

と言われて嫌だったけど話した。後から「研修の時間があの話でつぶれて楽だった」

と先輩が言っていたのを聞いた。

 

ずっとそんな人生なのだ。分かっている。黙っていた方がずっと楽なのだ。

楽だし、誰からも嫌われない。

 

でも私にはできない。私は黙っていたら死ぬのだ。きっと。

 

 

自分のやりたいことをやるため、色々な団体に問い合わせた。

ジェンダー問題に関して文章を書きたいと思い、ライター募集にもメールを送った。

 

団体からは全て寄付で協力してほしいという旨のメールが届いた。

ライター募集からはほとんど返事をもらえていない。

 

このままでは私は誰もいないところで一人で叫んでるだけなのだ。

誰からも見てもらえない。何も手助けできない。想いを遂げられない。

生きてる意味はどこに。

 

体力とお金がどんどんなくなっていく。

体調が悪くて外に出られない。食事がとれない。下痢ばかりする。

自分のこともままならないのに「誰かを救う?」

説得力がない。笑える。

 

チャンスはそうやったら巡ってくるのか

時には信念を曲げることもしなければいけないのか。

アイドルとかやってみて知名度を上げればいいのか。

何かしらの書物の編集に携わってコネを作るべきか。

 

分からない。そして焦る。

 

でもできる限りのことはしたい。

できる限り続けたいし、言い続けることが大事なのだと思う。

たまに泣きながら私に会いに来てくれる人がいる。

メッセージを送ってくれる人がいる。少人数だが確実に誰かを救えてはいる。

そういうとき続けて良かったと思う。

 

でもまだ足りない。

誰か力を貸してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

メンヘラの何が悪いの?~ミスiD2019=メンヘラ~

あ、こんにちはーミスiD2019セミファイナリストのおーえるでーす。

今これ書いてるとき早朝でーす♡えへへ♡ねむりたーい♡

でもちょっとどうしても言いたいことがあって投稿しまーす♡頼まれてもないのにしまーす♡

あの、えっとぉ

メンヘラの何が悪いの?

私の働いてる職場、アイドルとかモデルさんとかそういう人が多くてよく「おーえるさんは何やってるの?」って聞かれてたんですけど今までは「なんもしてねえ。なんもしてねえに尽きる」しか言えなかったのですが、この度なんと晴れてミスiDセミファイナリストにヌルっと滑り込めたので私に「ミスiDやってる人」という素敵な肩書がつきました。

 

がしかーーーーーーーーーーし!!!!

 

それと同時にこんなこと言われます。

「え!?じゃあ病んでるんスカ?」

「メンヘラなの?」

「そうなんだ!明るそうなのに!」

 

ウッセーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ウッセウッセ!!

 

メンヘラを売りにするべきじゃない?

挙句の果てにはこんな言葉を耳にします。

「メンヘラを売りにした子じゃなくて元気な子にミスiDになってほしい。」

はーーーい!はーーーい!はーーーい!!

世の中のミスコン、ミスiDしかないと思ってるようだから、おーえるが教えてあげるね☆そういう人はぁミスiDじゃなくてぇ、ミスインターナショナルとか、大学のミスコンとかを追えばいいんじゃないのかな!!

 

ってゆうかそういうあなたたちはどうなんですか?メンヘラ嫌がるけど、全くメンヘラじゃないって胸張って言えるんですか?

 

私はメンヘラですよ。もう胸張りますよ。そんでもってメンヘラ好きです。

というのは心が辛いとき、やっぱり元気な人とか楽しい事してる人のツイートとか

見たくないんですよ。自分と比べてみじめになってマジで死にたくなる。

でも同じく苦しんでる人のツイート見ると「自分だけじゃない」って思える。

だから私、メンヘラ売りにするなって言う意見には反対です。

救われる人もいるのだから。

「私だって苦しいのにずるい」

あとこれは私が感じたことなんだけど

「メンヘラを売りにするな」

という人の言葉の裏には

「わたしだって苦しんでるのにあなただけ同情を引いて成功しようなんてずるい。」

みたいなニュアンスの含みをどうしても感じる。

 

日本では辛かったことを隠して明るく振る舞ったり努力したりということがわりと美談とされてるけど、

個人的にはそれって本当にいい事なのか?と思う。

そして実際にそうしている人ほど、私だって辛かったんだからだからあなただけ辛いなんて言うな、とか無理に辛さを隠すことを他人に強要してくる傾向にある気がする。

台湾での就職活動で出会った女性

以前、私は台湾で就職活動していたときにホテルの面接を受ける機会があった。

日本人の女性従業員の方が面接を担当してくれたのだが、給料を聞いてびっくりした。

めちゃくちゃ低いのだ。しかも従業員はホテルの部屋(3人部屋)で生活すること、食堂もあるから生活費はかからないが、お客様がたくさん入った時は部屋から出て、別のところで寝てもらうルールだとも言われた。あまりに条件が悪すぎる。私は断って立ち去ろうとするとそういう人がきっと多いのだろう「給料条件をよくする」と引き留めてきた。

そしてそれと同時にその日本人女性はわたしに「そんな心持ちじゃあどこに行っても仕事なんて見つからない。もっと我慢強くならないと。不満ばかりだったからあなたは仕事がみつからないのでしょう?」とわけの分からない説教をしてきた。

その言葉の端々に

「私は我慢したんだからあなたも我慢しなさいよ。そうじゃなきゃずるいわよ。」

という含みを感じた。

彼女は絶対今の環境が不満なのだ。でもなぜか雇用条件を変えたいと思うのではなく、その苦労と辛さを他人に強要する。

 

私はミスiDのメンヘラ批判をTwitterを眺めながらそれをぼんやり思い出した。

自分は我慢したのに自分と同じ条件、レベルの人間が後から入ってきて楽して得するなんて「ずるい」ムカつく。私の努力と我慢は無駄だったの?って思ってしまう。それが人間だ。でもだからってそれを他人に強要するのは違うと思う。

 

私は辛いことは辛いと言っていいと思う。泣きたいときは人前で泣いてもいいのだ。時にはそれを武器にしたっていい。お金を儲けてもいい。

 

日本は自殺の多い国だ。どうして自殺が多いのだろうか。

辛かったことを隠して明るく振る舞ったり努力することが美徳という価値観が

今の日本の若者を苦しめているのではないかと私は思う。

 

 

ミスiD2019のセミファイナリストになりました。~新世紀青鞜について~

こんにちは。ミスiDセミファイナリストになりました、おーえるです。

 

はじめましての方もそうでない方も、ちょっと長いんですが、ミスiDに関することや自己紹介も兼ねてブログに書くことにしました。私の頭の中の事を書くので、読んでいただければ嬉しいです。

 

カメラテストの動画見てくださった方は知っていると思いますが、私は過去の経験から「苦しんでいる女の子を助けたい」と思っている人間です。

 

セミファイナル発表前の数日間、苦しすぎて苦しすぎて、カメラテストでも泣いちゃったぐらいメンタル豆腐なんで、ほんとに数日間マジで眠れなくて、落ちてるって思って生活した方が楽だったからそう自分に言い聞かせていたくらいです。

そんでもって、またこのことについても書くけど、ミスiDって通っても通んなくても結局は自分次第みたいなところがあって何があっても自分の意思を貫くために、ウェブサイト「新世紀青鞜」を作ったんですよね。↓↓

shinseiki-seito.webnode.jp

そして自称・女の子解放運動家を名乗ることにしました。

今回はその新世紀青鞜について話そうと思います。

  • 新世紀青鞜の構想について

私、セクハラやら日々の生きづらさから苦しんでたことがあって、やりたいことってなんだろうって考えたときに女性の支援をしたいと思って、ちょっと前から女性への支援団体に活動の補助志願してたんですけど(3団体程)私の文章が悪かったのか、やり方が悪かったのか、なぜだかどの団体も返信くれなくてそれで私に名前が無いから怪しいのかもしれないと思ってミスiDに応募したんですよね。

 

それでしばらく、そのいくつかの団体のTwitterやらSNSやらを見てたんですけど、やっぱりSNS上でフェミニストVSミソジニストそこへミサンドリーが絡む!みたいなバトルが日々繰り広げられていて(分かりやすさ重視で書いたのですが私、こういう主義者の呼称の枠づけ嫌いです。フェミニストの意見は、フツーの一般的な考えだと思うので、それ以外の人を性差別者、セクシストと呼んだ方がいいのではと思っています。あと、自分はわりと気を付けてますがミサンドリー寄りな気がします。)それでこういうのってどういう人が見てんのかなって思ったんです。なんだか両極端な人同士が敬語でバチボコ殴り合っている印象があって中間層の女性の人権問題?ナニソレーそんなこと考えるよりパンケーキ食べたりみんなでティックトックしたりお酒飲んだほうが楽しいよ☆みたいな感じの人たちは見てないんじゃない?と思ったんですよね。

 

んで、そんでね。おそらく世の中そういう人の方が圧倒的に多い気がする。フェミニストとか聞くけどーなんか大変そうー。だから避けたいし、そういう問題フワッとはわけるけどみんなそこまで考えてないみたいな人ばっかりだと思うんですよ。

 

で、私が感じてたことはおそらく日本人はそういう層のジェンダーへの認知のレベルが低い。

 

だから、「まだいんのかよこんなヤツ」ってぐらい酷い差別主義者ってなんで育つのかというと、そういうフワッとした人たちが周りにいて意識が普通より低いから差別的な発言や行動があっても誰も注意しなかったり、逆に意識が低いゆえに些細なことで誰かを傷つけたことによってその誰かが差別的な思考に陥ってしまったりということがあるからそういう人が育ってしまうんじゃないかと思う。

 

実際、私にセクハラしてきた人もそれを「許しなさい」と諭してきた人もそんな感じの人が多かった。男女問わず。だいたい、セクハラしてくるやつってセクハラはいけないことだって文字面では分かってるけど、頭ではわかっていない。だからセクハラしてしまう。そういう人たちがみんな必ず言うことは「そんなつもりじゃなかった。」ある人はコミュニケーションのつもり、またある人はリスペクトのつもり、またある人は女性は男性より劣っていると教育レベルから潜在的に思い込んでいたり、またある人は女性に特権があるとも思い込んで相手を傷つけるとは夢にも思わずにセクハラ行為をしてしまう。

 

私は本当に改善を促すべきはここのジェンダーについて日ごろ特に考えてない層だと思う。

ここの層が変わらなければ日本は変わらないと思う。

 

それでね。こういう層ってどうやったらこういう問題について関心を持つようになるのかと考えたんだけど、面白いってフィルターだと思ったんですよ。

ジェンダー問題とかってほんと文字ばっかで文章好きな私でもたまに読むのしんどい時あるし。でも面白いってフィルターがあれば読む。これなんだろう?面白そう。から入って最終的にそういう問題にいきつく感じのコンテンツなり読み物なりなら、そういう層のハートを射抜けるのではないかと思う。

 

ニンジン嫌いの子供にニンジン刻んでカレーに入れて食べさせて「実はこれ、ニンジンはいってまーす!」ってドヤ顔で言うみたいなコンテンツ。

 

 

それを目指して「新世紀青鞜」立ち上げました。

だからやることは本当に目的さえ一致していればなんでもいい。

音楽でも漫画でもゲームでも。小難しい感じにならないように緩く優しく。

最初は私だけでやりますが、最終的には色んな人の手で面白いものになればなと思う。

ちなみに「青鞜」は平塚らいてうさんが中心になって作っていた女性による月刊誌からとりました。

 

ただね!!!!!

 

自分、メカに弱すぎてほんとサイト一つ作るだけでも時間かかるし、作ってたゲームも公開できないことが発覚するし!!!!!!ほんっと!!!!!大変!!!!!!!!!そもそもサイトもこんなオシャレにしたくなかったんだけど無料のやつで作ったからテンプレがぜーんぶオシャレ!!!ほんと納得いかない!!!

でも頑張りますよ!!!!わたしは有言実行しますからね!!!!

時間はかかるだろうけど!!

 

あとヨッピーさんとか鈴木涼美みたいに自分らしく、緩く、時にちゃんとした説得力のある文章書ける人間になれたらほんと強いだろうな。頑張ろう。

 

あああああああメルマガもブログも文章ばっか書いていてが指溶けそう。

お菓子食べながらだらだらしたーーーーーーーーい!!!!!!

 

 

 

 

 

 

選挙の日ってウチじゃ何故か投票行って外食するような家庭に生まれなかった私

 

先日、ラインのタイムラインで友人の結婚式の動画があがっていた。

何やら会社の同僚っぽい集まりでモーニング娘。のハッピーサマーウエディングを歌い踊っていた。懐かしい。加護ちゃん辻ちゃんがいたころの曲だ。

まぁなんというか、この曲知ったのは小学校ぐらいだったけど、子供ながらにこの歌の家族うちと違って仲良くていいなって思った。

「選挙の日ってウチじゃ何故か投票行って外食するんだ」

家族で選挙行くなんてウチじゃ考えられないわ。

そんなこと言うと幸せな家族の中で育った子はだいたい「えー誘えばいいじゃん、きっと喜ぶよー」とかアホな顔して言うんですよね。

引っ叩くぞこのメスブタ!!!

はいはーい!私はそういうのファミリーハラスメント、略してファミハラと名付けますー。なんでもハラスメントつけるなって人いると思いますがこっちはそういうのもうウンザリなんですー!ファミハラやめろメスブタ!!

ちょっと前に父と焼き肉に行ったんですよ。私、大人になるまでどんなにSOS出してもほっぽかれてたんですけど、最近やっと父が向き合ってくれて、なんとなく距離が縮まって(ような気がしていた)病んで食欲のない私を心配してくれたみたいで焼き肉に連れてってくれました。優しいね。

でもね。

私達、何話していいか分かんないんですよ。そんでもって、お父さんの興味ありそうな話を私が振ったら、ずーーーーーーっとその話ばっかりする。父は新渡戸稲造だかお稲荷さんだかそんな名前のやつが好きで、それを読めと読んでないなんて信じられないとか言い出し始めた。二十代の平成生まれの娘にずーーーーーーっと小一時間。自分の話ばーーーーーーっかり。ぜんっぜん私の話、聞かないんですよ。で、これって今に始まったことじゃなくて昔からこうだから、ああ…はいはい。と聞いてたんだけどね。全く興味ないわけじゃないから話は聞けるけど、父親じゃなかったら「新渡戸稲造読んでないの!?ダメだなお前は」とか言われた時点でその場でジンジャーエールぶっかけて帰るとこですよ。「ウルセぇ!!!ダメなのはあんただ!!!!何回言ったらわかるんだ!私の話も聞け!!!!!」

というわけで私は父と合わない。ってゆうか父と合う人なんているの?お父さんお友達いる?大丈夫?父と娘ってこんなもん?教えてアルムのもみの木、、、。

そんでもってお母さんは昔から思想がなんかおかしかったし、殴るし、思い通りにならないとどこまでも不機嫌だし、友達いないから娘への執着半端ないし、とにかく中国から来た孤独な主婦だった。母が叔母にものを盗んだと濡れ衣を着せて人前でヒステリーに詰め寄るところを見てから、5年くらい会ってない。私は母を諦めた。今後の私の人生に毒なだけだと。

それで動画の中で

あー父さん母さん
あー感謝してますぅ

って歌ってるの見て、マジふざけんなと思ったんですよね。
うるせえよって。もう劣等感たっぷりですよ。だって羨ましいんだもん。私もお父さんお母さんと選挙行って外食したかったし、感謝してますって言いたかったよ。お母さんと二人で買い物とかマジ彼氏とかできたら相手のお母様からの好感度上がるし、母の日父の日には「ありがとう♡感謝してる」とかSNSに投稿したかったし、結婚式で涙ながらにありがとうと言いたかったよ。そもそも親があんなんじゃなかったら、こんなにひねくれてなかったかもしれないしね。

数年前、婚約したとき私の頭の中は親のことでいっぱいで「うちの親、やばいやつで…」って言えなくてすごい悩んだ。ぶっちゃけ結婚式に呼びたくなかったからいざとなったら代行呼ぼうと思ったりしていた。だってマジで感謝できないんだもん。家族と生活してだいぶ辛かったのに、母は恍惚とした表情で私に「結婚式ではKiroroの未来うたってほしい」とか言い出したときはホント頭の中お花畑で私のことなんて見えてないんだなと思った。だいたい毒親って全部「あなたのため」を押し付けてくるから、「あなたのため」にやったんだから「今」嫌われててもいつか感謝してくれると思ってるんだよね。いやいや、「今」の私が未来の私を作るのに何言ってんだよ。それに正直、根本から結婚に憧れなかったし「お母さんみたいになりたくない」みたいな怖さが大きかった。

それで、そういえば父も祖父と仲が悪かった。「何話せばいいのかお互い分かんない」みたいな関係だった。そう、私とお父さんと同じ。多分、世代で繰り返すのかなこういうのって。だから私も何話していいかわかんないみたいなのが今後、自分の子供にあるかもしれないと思うとなんかほんと家庭を持つ自信なくなる。

それで思うのが世の中、ほんとに親を大事にしろみたいなこと言う人、多すぎません?ってこと。世の中には親に虐待されて死んでしまう子供までいるのに、未だにそういう信仰じみた価値観があって、親=神様みたいな変にみんな神聖化しちゃって、親孝行してないとクズ認定に遭うし、親に大事にされなかった子供はどうしたらいいんだよ。何を孝行したらいいんだよと思うんですよ。

今までの恋愛やら友人との関係やらでで父と母のことを話すと「そんなこと言う子だと思わなかった」って言われてとんだイメージダウンになったりする。なんだよクソ!こっちは辛い過去、勇気出して話したのに!もう二度と誰かに話さないわ。ってなってまた一人でぐるぐる悩む。人によっては「虐待」とかでも本人が生きてる限り、「いつか仲良くなるよ」とかメルヘンなこと言い出すやついるし、逆に言えば子供が死なないと「虐待するひどい親だった」みたいな認識を世間から得られないのほんと怖い。

だから皆に言いたいよ。世の中には親に感謝できないやつもいるんだよ。わかってよ!!!ファミハラやめろ!

久々に誰かの家に泊まった話とその他の話

私は精神が年齢にそぐわってないのか

単純にアスペっぽくて同年代とどっかズレてるからなのか、よくわからないけど私の友人はみんな若い女の子が多い。

 

メイド喫茶とかで働くと私が一番歳上だったりしちゃうんだけど、そんな若い子たちとも友情を紡げる自分、結構好きだ。

 

先日、バイトの帰りに友達の女の子3人で集まって、お安い夕飯を食べて、コンビニでお菓子を買って、その中の一人の家に泊まった。

 

結果から言うと

 

超超超超超超超超楽しかった。(*^^*)♡

 

友達の家に行く前にコンビニでお菓子を買って、一晩中話していた。思えば会社勤めしてた時はこんなこと無かったなぁと思う。職を失った代わりに青春を手に入れたような感じである。

 

とゆうか、職を失ってから友達が増えた。

病んでるし、迷走しているがなかなか苦しくて楽しい毎日だ。いやぁまさに青春。(と良いように言ってみる笑)

 

暇だからバイトしたり、ミスコン受けたり、Twitterで絡んだりしてなんだかんだ出会う人と友達になってる。

 

会社辞めてなかったら手に入れてなかった世界だと思う。

 

話を変えるか最近、『凪のお暇』という漫画にハマっている。主人公は28歳。メンタルブレイクで彼氏なし仕事なしになってしまった女の子の話だ。

 

えええええええ俺じゃん。1巻読んで、そう思って全巻買った。

 

主人公の凪ちゃんもそうだが、『結婚生活、幸せ』オーラを出す友人を見るとパートナーほしー。結婚してえ。とかも思う。そして第三者から「結婚しろ」とか言われると絶対やだって言いたくなる。

 

 

そんでもって、不思議な話なのだが私を応援してくれる女の子って主婦が多かったりする。

 

私と年齢が近いからかもしれないが、私にできなかったことの夢を託したいみたいに言ってくれる子もいた。そんでもってみんな色々やりたいけどできなくてモジモジしてたりする。 

 

私みたいに気軽に外泊できなかったり、自由に行動できないと言っている子もいた。でも、主婦も独身も普通に女の子だから頭の中めっちゃ面白かったりする。

 

向田邦子が書物の中で「女は結婚するとつまらなくなる」と言っていたけど、個人的にそれは違って、日本の社会のシステムが結婚すると自分の好きなことをする時間がなくなるようになってしまっているからなのではないかと思う。

 

私は主婦ではないからなんとも言えないけど、社会的な主婦はこういうもの。みたいな枠づけが強くて、それが行動を狭めてるんじゃないかと思う。

 

この文章のオチはないよ!!えへへ!!!